Measure your cognitive reasoning with 40 questions across 3 domains.
知能指数という考え方が生まれたのは二十世紀の初めでした。フランスの心理学者アルフレッド・ビネが、どの児童に補習が必要かを見分ける仕事を任されたのがきっかけです。彼の尺度は生まれつきの「頭の良さ」を測ろうとしたものではなく、その年齢向けに作られた課題に子どもがどう取り組むかを比べるものでした。この実用的な道具から、ひとつの学問分野が育っていきました。
現代のテストはキャッテル・ホーン・キャロルのモデルに立っています。これは、過去の経験に頼らず新しい問題を解く力である流動性知能と、蓄えた知識や技能である結晶性知能とを区別します。このテストが主に流動性の側面を扱うのは、そちらが学歴や母語の影響を受けにくく、国をまたいだ比較がより公平になるからです。
数列は、数の並びの背後にある規則を見抜けるかを調べます。視覚的な行列は言葉をまったく使いません。図形の盤面から規則を探すもので、こうした課題こそ、心理学者がgと呼ぶ一般知能因子と最も強く結びつきます。類推では、二つの量のあいだの関係を頭に保ったまま、別の組に当てはめる必要があります。
IQの結果は平均100、標準偏差15の正規分布に従います。つまり約68パーセントの人が85から115のあいだに、約95パーセントが70から130のあいだに収まります。数値そのものに絶対的な意味はありません。それは常に他者と比べた位置を示すもので、固定した量ではないのです。
ニュージーランドの研究者ジェームズ・フリンは、二十世紀のほぼ全体を通じてIQテストの平均点が十年あたり約3ポイントずつ上がってきたことを見いだしました。原因はいまも議論が続いています。栄養状態の改善、就学期間の長期化、抽象的な思考への慣れなどです。そのためテストは折々に基準を取り直す必要があり、そうしなければ平均は次第に100ではなくなってしまいます。
二十分のオンラインテストは、有資格の心理士が数時間かけて行う臨床評価の代わりにはなりません。この種のスクリーニングの精度はふつう上下5から8ポイントです。疲労、時間帯、問題形式への慣れ、さらには座り心地までもが結果に影響します。数値は判決ではなく目安として受け取るのが、いちばん役に立つ向き合い方です。