Find out how fast you type and where you rank globally.
キーボードの配列は機械式タイプライターから受け継がれたものです。よく使う文字が強い指の下に来るように、そして続けて打たれるアームどうしが絡まないように組まれていました。機械の仕組みはとうに消えましたが、配列だけが残りました。何百万人もの人に習い直させるほうが、得られる利益より高くついたのです。
日本語には独自の事情があります。ローマ字で打った音をかな漢字に変換するため、画面に現れる一文字の裏で複数のキーが押されています。さらに同じ読みの候補から適切な語を選ぶ手間も加わります。だから日本語では、英語のような「語数」ではなく毎分の文字数で速さを数えます。同じ指の速さでも、数え方が違えば結果はまるで別物になるからです。
このテストは毎分の文字数で速さを表します。日常的に文章を書く人は毎分およそ50から70文字、慣れた人は100文字を超え、非常に速い打ち手はさらにその上を行きます。英語のwpmと直接比べても意味がないのは、一文字あたりに必要なキー入力の数がそもそも違うためです。
肝心なのは手元を見ないことそのものではなく、どの指がどの範囲を受け持ち、打ったあと元の位置へ戻るという決まりを作ることです。キーの位置が体で覚えられると、視線は文章のために、注意は中身のために解放されます。この移行には数週間かかり、そのあいだ速さは一時的に落ちます。
誤りをひとつ直す手間は見た目より大きなものです。気づいて、止まって、カーソルを戻して、消して、打ち直して、そして考えの調子を取り戻さなければなりません。正確さを先に鍛えた人のほうが、はじめから速さを追った人より最終的に速くなることが研究で示されています。
1日10分は、週に一度2時間よりも多くをもたらします。体で覚える技能は眠っているあいだに定着するため、総時間より練習と練習のあいだに挟まる夜の数が効いてくるのです。一文字ずつではなく意味のある文章を打ってください。脳は次に来る文字を先読みすることを学び、その先読みこそが速さの最大の伸びしろになります。